犬語のわかる人たち
最近、ママの職場で何故か犬語のわかる人が増えた。一人はボクと種類の違う犬と、ボクと同じラブラドールを飼っているという女の人。もう一人は、前に盲導犬協会(ボクの卒業校とは違う)で働いてたって人。ママの職場は、犬のボクから見ても、かなり恵まれていると思うんだよね!だってさ、犬が嫌いっていう人がいないんだよ。大好き!か、わりと好き!か、普通に好きか、別に嫌いじゃないか、いても別に気にならないよという人ばっかりなんだ。
これはすごいことだと、ママはいつも言ってるし、ボクもそう思うよ。
どこにいても、何処へ行っても、犬の嫌いな人っていうのはいるし、それはしかたないことなんだと思う。でもさ、ボクから近付いて行くことなんてないんだから、ボクのことが嫌いならこっそり離れてくれればいいんじゃないかなって思うこともあるんだ。たまに、変な人で、わざわざ覗き込んで、「わっ!犬!嫌いなのよ!」とか言い捨てて行く人とかいるんだよね、未だに(笑)
ママは笑ってスルーしてるけど、昔、ママがまだ若くて、血気盛んだったころにね、電車の中で近づいて来た女の人が「わっ!犬なんかいる!臭いな!犬なんて乗せないでよ!本当に犬なんて臭くて大嫌い!」ってママに言ったんだって。ママも今ならスルーするんだろうけど、当時はまだ盲導犬への理解が薄くてさ、ママもいつもピリピリしてたんだって。で、その人に「あんたの香水の方がよっぽど臭い!安物振りかけて人込み歩いてんじゃないよ!ブス!」って言っちゃったんだってさ。今では笑い話だけど、たぶん相手はママがおとなしい障害者で、言いかえして来るなんて思ってなかったんだろうね。一瞬固まってから、隣の車両に行っちゃったんだって。
ママも青かったんだね!今のママならもっと上手にスルーしたか、聞こえなかったふりしていたと思うんだけどなぁ。
えっ?黙って殴ったんじゃないかって?!ははは!そんな・・・ことは・・・ない・・と・・・(汗)思います・・・・